今年も残すところわずかとなりました。慌ただしい雰囲気の毎日ですが、みなさんの愛犬・愛猫は元気でお過ごしでしょうか。
今日は、品種によるさまざまな違いについてお話します。みなさんはご自身の愛犬・愛猫と、他の子との違いを気にしたことがあるでしょうか。もちろん、それぞれの愛犬・愛猫によって性格が違うことはよくご存知だと思います。今日お話するのは、性格ではなく、体の違いについてです。
例えば、みなさんの愛犬・愛猫は抜け毛が多いでしょうか。プードルやマルチーズなどの場合は抜け毛が少ないはずですし、柴犬やラブラドールレトリバーなどは抜け毛が多いと思います。毛は毎日成長していますが、成長が止まると抜けます。プードルやマルチーズなどには毛が伸び続けるという特徴があります。そのため抜け毛が少ないのです。プードルの飼い主さんの中には、「犬って抜け毛が少ないのね」と思っていた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これはプードルならではの特徴なのです。毛が伸び続ける分、プードルは毛を作るための栄養素を他の犬種よりも多く必要とします。具体的にはタンパク質を多く必要としています。ということは、他の犬種と同じフードを食べていると、プードルにとってはタンパク質が足りないかもしれません。
もちろん、毛が伸び続けること以外にもプードルならではの特徴があります。皮脂の分泌量が少ないこともプードルの特徴のひとつです。そのため、プードルは皮脂の分泌量を調整する働きのあるビタミンAを多く摂取することが奨められます。皮脂の分泌が足りないと、皮膚だけでなく毛も乾燥しやすくなり、毛のしなやかさが失われることがあります。
これはほんの一例ですが、それぞれの犬や猫には品種ごとに他の品種とは違う、その品種ならではの特徴がいくつもあります。みなさんの愛犬・愛猫は他の子とは違う特別な存在なのです。ひとつの品種だけと一緒に暮らしていると、その品種ならではの特徴には気づきにくいものです。みなさんの愛犬・愛猫がどういう特徴をもっているかを知って、その特徴に合わせたケアやフード選びをしてあげて下さい。