愛犬・愛猫の食事に関するお悩みで多いものに「食べ過ぎて困る」と「食べなくて困る」というものがあります。そこで、今回は犬の「食べなくて困る」についてお話します。
犬で「食べなくて困る」というのは、圧倒的に小型犬・超小型犬の飼い主さんに多いお悩みです。実際に「食べなくて困る」というご相談を受けたことが何度もあります。そのとき飼い主さんに「ワンちゃんはやせていますか?」とお聞きすると、ほとんどの方は、「やせてません」とお答えになります。そうです。「食べなくて困る」というのは、ほとんどはフードを「食べなくて困る」ということなのです。そして、大抵おやつはしっかり食べています。
この場合、おやつだけでお腹がいっぱいになってしまって、フードを食べないということもありますが、そもそも、どうしてフードよりもおやつを好むのでしょうか。理由の一つはおやつのあげ方とフードのあげ方の違いにあります。おやつをあげるときにはニコニコしていて、おやつを食べたら撫でてあげていませんか?一方、フードをあげるときはどうでしょうか?これを犬の立場で考えてみましょう。大好きな飼い主さんがニコニコして差し出してくれて、食べれば撫でてくれる食べ物と、面倒くさそうに用意されて、食べても何もしてもらえない食べ物とでは、どちらを食べたいと思うでしょうか。
これでは、おやつを食べるようにしつけをしているようなものです。フードをあげるときにも、ぜひニコニコして、食べたらほめるようにしてあげてみて下さい。それだけでフードを食べてくれるようになるかもしれませんよ。
次回は猫の「食べなくて困る」についてお話します。